タムテックギアで安く遊ぶ・フリクションダンパー編

4月11日現在のうちのミニ蛙

スカスカでダンパー効果が全く期待出来ない
タムテックギアデフォルトのフリクションダンパーを
安上がりに(そこそこ)使えるものにするよ作戦なのです。
この説明書画像で言うところのM36
(金属スペーサー)をゴムチューブに交換します。
手順は下記参照。パーツ番号は説明書に準じます。


まずは分解から。シャフト(M16)に
ねじ込まれているV1部品を外します。
オイルダンパーの様にシャフトの傷を
気にする必要は無いので、いきなり
普通のラジオペンチで掴んでOKです。


次にキャップ(H2)を外します。
これもケースの方はそんなに気を
使う必要がないので適当な工具で
がっしりと。逆にキャップの
ボールエンドは丁寧に扱うに
越した事はないと言う事で、写真では
弾性のあるアンテナパイプの
切れ端を差し込み、工具代わりに。
このまま左回りに回していけば
外れます。
キャップの下の4mmイモネジ(M34)は
2mm六角レンチで外します。


配線用のシリコンコードです。
RCショップで買えます。ここでは
太さ14ゲージの物を使用しました。


手ごろな長さに切ります。
前後合わせて2〜3cmあれば十分。
長すぎると次の作業が面倒に。


中身の金属線を取り除き、
シリコンの被服だけにします。
最初にドライバーか何かで一部を
押し出してやれば、残りはペンチで
簡単に引き抜けます。


この被服を金属スペーサー
(M35、M36)と置き換えます。
それぞれに長さを揃えて・・・


表面にアンチウェアグリス
を塗布、ダンパーケースに
先が出る程度まで埋め込む。


ダンパーシャフト(M16)
の先端にグリスを塗って・・・


シリコンの被服ごと奥まで
押し込みます。
あとは逆の手順で組み立てます。



と、そんな感じで、タミヤ伝統の(?)ゴムチューブ式
フリクションダンパー風フリクションダンパー(意味わかんねー)
の完成であります。
効き具合は被服の長さと摺動部に塗布するグリスの硬さで
調整します。当方では暫定的に

フロント:シリコン被服5mm+リア用スペーサー(M36)
  +キット付属グリス(+アンチウェア極少量)
リア:シリコン被服2.5mm+アンチウェアグリス

の組み合わせにしています。が、ぶっちゃけそれっぽくいじるのが
好きなだけで組みも走りもド素人な奴の言う事なんで、
まあ話半分でお願いします。わはは。

でもまあ話半分とは言え、明らかにデフォルトのショックユニット
(あんなもんをダンパーとは呼びたくない)よりマトモな動きになるかとは
思いますんで、お暇な方は試してやって下さいな。費用なんて
タダみたいなもんですし、もしかしたら純正オイルダンパーが
出るまでの繋ぎぐらいにはなるかもですよ。



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