アムステルダム あ〜んど ロンドン旅行記
一週間ほど相方とヨーロッパに行って来ました.
以下は,そのときの様子を適当に書き散らしたものです.
期間は'98.10.19から10.25まで.掲載写真はなし(^^;
アムステルダム編
北極点
台風のせいで,行きの飛行機は北極点を通りました.
天気がよかったので下を見下ろすと,氷山らしき白いかたまりも海の中に見え,
オペラグラス持っていけばよかった,と思います.
夜だったらオーロラが見えたのかな.
バスの運転手
アムステルダム・スキポール空港からホテルまではバスで移動しました.
バスには私たち以外に乗客は1人だけ.
バスの運転手が「また空港に戻るか?」と聞いてきたのですが,相方が質問の意味を勘違いしてしまい,
私がその勘違いを直そうとして,ちょっと会話が混乱.
そのとき,運転手が突然「中国人か?」と聞いてきたので「日本人だ」と答えると,
いきなり日本語で「こんにちは」と返され,いいタイミングで一息入りました.
無事に往復割引切符を購入でき(そうです,そのために運転手は質問をしてきたのです)出発.
広場に面したホテル(クラスナポルスキー)の前にバスが止まると,
運転手のおじさんは時刻表のホテル名に印を付けたものをくれ「この同じ場所にバスが止まるから,
乗るときはここで待っていればいい」と教えてくれました.
空港へ向かうバスに乗ったとき,一緒にホテルから乗った人は,運転手に「またホテルに戻るのか?」
と聞かれ,「そうだね,2,3年したら,たぶんね」
観覧車
Dam広場には,滞在中ずっと,移動遊園地が設置されてました.
スカートを押さえるモンローや,山高帽にちょっと手を当てたチャップリンとか,いつ作ったのやら,でも状態はきれい.
目玉はでかい観覧車.Dam広場の周りのどんな建物も,らくらく見下ろせるくらい高い.
ホテルに到着したときから気になっていたので,
到着翌日の夜,コンサートの後(夜11時頃)乗りました.
料金は7.5ギルダー(500円弱).
入り口は内側にしか開かない,太いアルミ(たぶん中空)でできた観音開きの扉で,
日本と違ってロックはなし.パラソル型の天蓋がついているだけで,日本と違って風通しがいい.
回るのは日本と違って1周なんてけちなこと言わずに,4周,しかも速い.
じゃあどうやって乗り降りするのかというと,日本と違ってずっと回り続けたりせずに,
途中で何度か止まるのです.風がびゅーびゅー吹いているてっぺんで止まると,なかなかスリリング.
てっぺんに近づいたとき,両手を引きはがして撮った写真は,1枚,2枚,3枚目で思いっきり手ぶれ.
ちょうど止まったときのでありました.
ショッピングセンター
天気が悪かったせいか,がらがらにすいていたアンネ・フランク ハウスを見た後,
降り始めた雨を避けて,ちょうど通りかかったショッピングセンターに入ることにしました.
センターは(アムステルダムでは)ごく普通の古い石造りの建物で,
中もごく普通のお店が真ん中の吹き抜けを囲むように入っていて,
売っているものもごく普通のチーズだとか,キティちゃんのバッグだとかの,
ごく普通のデパートだったのですが,階段を上って,ガラス戸を通ると,目の前を象が歩いている!
一瞬,固まった後,回れ右をしてホテルまでカメラを取りに戻り,しっかり写真を撮ったのでした.
乳母車?
たぶん木でできた,カラフルな乳母車に2才前後の子供が6人乗ってました.
前述の,ショッピングセンター内で見かけたので,貸し乳母車だろうかと思っていたら,
Dam広場前の蝋人形館近くでも,子供を乗せて歩いているお母さんがいました.
形は手押し車のような感じで(意味不明),きちんと並んで乗っている様子は,まるで6個入り卵パック.
ホッホ
オランダの有名人といえば,ヴァン・ゴッホ.現地では,あえて書くならファン・ホッホのように発音します.
運河クルーズのガイドが何度も発音してくれましたが,初めの「ほ」と後の「ほ」が微妙に違い,喉を空気が抜けていくような感じで,難しい.
その夜,ホテルの部屋では,相方と私の怪しい「ホッホ」の言い合いが...
国立博物館
オランダの有名人といえば,ヴァン・ゴッホ.
そのゴッホの絵を集めたゴッホ美術館は,99年まで改修中で,一部を国立博物館で公開しているというので,
博物館をうろうろしたのですが,どこにもない!
インフォメーションに行き,ふぁん・ほっほ,と言ってみたい誘惑を振り切り,
「ヴァン・ゴッホの絵はどこですか?」と聞いてみました.
おばさん:(私の背中越しに指さしながら)「そこの階段を下りて,玄関を出て」,
".. And three times left."
私:"... Three times left ?"
おばさん:"Yes, three times left."
私:「・・・地図に書いてもらえますか?」
案内図に書いてもらった矢印はしっかり3つ.本館の裏にある,別館を指していました.
続く
ロンドン編
入国審査
ヒースローで入国審査のために並んでいると,前にいた日本人カップルが,
審査官に入国カードとパスポートと,何かコピーのようなものを渡すのが見えました.
「え,入国カード以外に何か必要なの??」
と思う間もなく,自分の番が来たので,カードとパスポートを渡し,質問を待ちました.
審査官:「ビジネス?」
私:「観光」
審査官:「何日いるの?」
私:「えーと(今日,何日だっけ?),2晩」
で,ぽんっと判を押してもらって終了.
ホテルに着いて,「あれは何を渡してたんだろう?」と思い,
それまで一度も目を通してなかったガイドブック「地球の歩き方 ロンドン(^^;」を開くと,
入国審査の時には,帰りのチケットを必ず見せなければならない と,
太字で書いてあるではありませんか.
帰国して,他のガイドブックも見てみましたが,大なり小なり同じようなことが書いてあります.
誰か「見せなさい」と言われたのに即座に対応できなくて,トラブった人でも過去にいたのでしょうか?
#どっちにしろ,私のチケットは相方のバッグの中だったので,見せられなかった(^^;
Lovely
ロンドンでは,今年10月から駐在になったばかりのOさん(男性)に,
「どこに行きたいですか?」
と聞かれたので,仕事帰りに寄ったりするという,
オックスフォードサーカスのパブに案内していただきました.
クリームみたいな泡のギネスを飲みながら,Oさんは,
「待ってる間にね,そこにいたおばさんが荷物を持ってきた女の子に"Lovely!"って言ったんだよ.
たぶん,荷物が出てくるのが速かったから,"まあ,すてき"って感じなんだろうねぇ.」
と言い,
「それ聞いて,なんか使ってみたくなってね.
でも"Lovely"って女性っぽいことばじゃないかと思うし,でも使ってみたいなぁ」
と笑いました.
その後,また別のパブでお昼を食べたとき,
「カウンターの女の子に,ちょっと言ってみようかな,と思っちゃったよ」
あれから1ヶ月近く経ちますが,元気かなぁ,Oさん.
Look Left & Look Right
イギリスはどこもそうなのかもしれませんが,日本のと違って横断歩道にしましまがありません.
そのかわり,ちょうど渡り始めるところや,道路の真ん中では,
道に"Look Left"とか"Look Right"とか書いてあります.
例えば,道路の右側をずっと歩いていて交差点を渡るとき,まず"Look Left",
真ん中を過ぎると,"Look Right".
#イギリスは,日本と同じで車は左.
決して,信号機を見ろ,となってないところが,いいですねぇ(^^)
ねずみに,えさをやらないでください
お昼を食べたパブに貼ってあった,古い注意書きのことば.